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ゴールキックの飛距離を伸ばす方法とは!?抑えるポイントを明確に!
ゴールキックで大切なのは「力」?
ゴールキックを遠くに飛ばすに辺り、大切なこととはなんでしょうか?
ゴールキーパーGKがゴールキックを蹴るに辺り、「力」、
すなわち筋肉はそれほど大切ではありません。
もう少し正確な言い方をすると飛距離を飛ばすための優先順位としては、
筋力はそこまで順位の高いものではありません。
周りのチームメイトを見ればわかる通り、
キックが飛ぶ人=筋力がある人ではないですよね。
「何でこいつがこんなに飛ぶんだ??」
と思うような選手も普通にいるはずです。
逆に、一見筋力があり、飛距離が出そうな選手が、
案外遠くに飛ばないというのも、珍しいことではないでしょう。
つまり、キックを飛ばすにあたって「筋力」というのはさほど大切ではない、
つまり、優先順位は低いわけです。
しっかりとしたキックが蹴れる状態、
基盤が出来た状態になって初めて考えるわけですね。
「さらにキックの飛距離を高めたい」
「もっと速いシュートが打てるようになりたい」
そのための+αとして、「筋力」を考えるのであって、
まずはそれ以外の基盤となるキックのスキルを高めるのが大前提です。
今の自分の体も使いこなせないのにさらに「筋力」をつけたところで、
ほとんど効果がないどころか逆効果になりかねませんからね。
キックスキルを高めるには?
キックのスキルを高めるに辺り、
大切なこととしては以下の2点です。
・自分の体を使いこなす。
・どう蹴るのかを明確に理解する。
この2つができれば、間違いなく飛距離は伸びます。
どう蹴れば飛ぶのかをしっかり理解した上で、
その通り体を動かすわけですから、これができれば飛ぶのは当然なんですが、
ほとんどのキックが飛ばない選手はこの2つともできていません。
ボールというのは、
「ボールに当たるポイント」と「足を当てるポイント」が合っている上で、
しっかり力が加わっていれば飛ぶものです。
こう考えれば単純ではないでしょうか?
フォームや軸足の位置といったのも、
すべてこの前提の元で考えられているわけです。
では、具体的に足のどのポイントにボールを当てるのが
もっとも飛距離がでるのでしょうか?
足に当てるポイントとしては下の画像の赤枠のポイントですね。
実際に触ってみるとわかりますが、
骨がありインステップとインサイドの中間付近でもっとも硬い部分です。
足の寝かせ具合は少し寝かせぎみなぐらいですかね。
ただし、人によって蹴りやすい角度が違ったりするので、
自分で色々試してみるのがいいでしょう。
この足のポイントをボールの芯にインパクトさせることで、
最も力がボールに伝わりやすいというわけです。
次に、フォームについてですが、
最初はそこまで細かくこだわらない方がいいかと思います。
いっぺんにあれもこれも意識しては、
それぞれ中途半端になってしまいますからね。
ここでは、2つのポイントだけお話します。
1つは軸足側の手ですね。一見関係ないように見えますが、
かなり関係があります。
試しに逆手をまったく使わずキックをするとわかりますが、
上手く力が入りません。
逆手をしっかり上げることで、腹筋から足にかけての筋肉がしっかり張り、
ゴムのように体が収縮しようとする力が働くわけです。
これを上手く利用できるかできないのかでは雲泥の差ですね。
キックの際には、逆手が弧を描くようにしっかり大きく回すことを意識してみてください。
2点目は重心移動です。キックの時にあなたの重心はどこにあるでしょう?
最も良くないのは、重心がずっと軸足に残っている状態です。
蹴った後も軸足に体重が残っているということは、
右足をただ振ってボールを蹴ったことになります。
ボールを蹴るに辺り、前(蹴った側の足)に重心が移っていき、
最終的に蹴った方の足が地面に着くぐらいが最もいいフォームでしょう。
よくボールに体重を乗せるというフレーズを耳にしますが、
キックの際、重心をしっかり移動できているため、
足を振る力+重心分のエネルギーを伝えることできていることを示しています。
ただこれについては、最初難しいと感じる選手も多いようなので、
無理にするのではなく、あくまで自然にできる範囲で徐々に上手くなりましょう。
キックは、短期間ですぐに上達するというものではありません。
毎日毎日意識して、1本1本質高く積み重ねた結果、
いいフォームが体に染みついていき、やっと芽が出るというものです。
一気に時間をかけてというより、
毎日少しずつでも質高く続けてみてください。
そうすれば、
いつの間にかあなたのキック力は見違えるように上達しているかと思います。
最後に、ゴールキックの参考動画がりましたので、
ここまでのポイントを踏まえてご覧になってみてください。
それでは、ここまでご覧いただき
ありがとうございました。