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ゴールキーパーGKのPKストップ率を飛躍的に向上させる方法とは?

こんにちは、ショウです! 
 
今回はゴールキーパーGKにとって最大の見せ場であるPKについて、
お話していきたいと思います。 
 
「なかなかPKが止められない」
「結局PKって運なんじゃないの?」
「もっとPKを止められるようになりたい!」 
 
そんな方々に向けてのお話になりますので、
もしあなたがそういった気持ちを抱いているのであれば、ぜひこの先のお話を参考にして自分のプレーに活かしてみてください! 
 

ゴールキーパーGKにとってPKとは? 

 
ゴールキーパーGKにとってPKというのは最高の見せ場です。 
 
フィールドから見れば決めて当たり前といわれている分、
ゴールキーパーGKにとっては1本でも止めればヒーローになれる場面です。 
 
だからといって、全てを天に任せて、 
 
『俺の飛んだ方向にボール来い!』 
 
なんて思いを胸に全球勘で飛ぶのはとてももったいないです。 
 
なぜなら、
PKというのは練習や考え方次第でセーブ率を何割も高めることができるからです。 
 
もしかしたら、 
 
「PKは運で、うまく方向が当たれば止められるもの」 
 
と考えているかもしれないですが、まったくそんなことはありません。 
 
いっけん、勘で飛んでも5割の可能性で方向が当たるように思いますが、先に動いてしまえばキッカーに逆をつかれることもよくあり、
方向が当たるのすら5割を優に下回ります。 
 
方向が当たっても半分以上は止められず、
結果的にPKストップ率は1割ほどということもよくある話です。 
 
その中で、しっかりと考え方向を読めるようになるPK練習をすれば、
短期間取り組んだだけでも1, 2割ほどPKストップ率を高めることができるのです。 
 
プロのゴールキーパーGKだとPKに強いゴールキーパーGKが多く、選手によっては5割を優に上回って方向を当てる選手がいますが、
シュート方向を読むスキルが高いわけですね。 
 
もしもあなたがPKについてまだあまり考えられていないのであれば、
チームのゴールを守る守護神として、
絶対的ピンチからチームを救うために、
ぜひここからの話を参考にしてみてください。 
 
 
 

PKストップ率を向上させるには? 

 
ではここからは、下2つの内容についてお話していきます。 
 
1. 具体的にPKではどう考えてプレーするのがいいのか?
2. PKのために何を練習すればいいのか? 
 

PKではどう考えてプレーするのがいいのか? 

 
では、実際にPKになった時にどうするのがいいのか?
という話をしていきます。 
 
たまに軸足を見て飛ぶ方向を決めた方がいいという声を耳にしますが、
これはおススメできません。 
 
理由としては、
キッカーが軸足を置いてからボールを蹴るまでコンマ何秒しかなく、
さらにゴールキーパーGKが軸足の向きを正確に認識するまでにも少し遅れが生じるので、
結果的に軸足を見て飛ぶ方向を決めるのでは、明らかに反応が遅れてしまいます。 
 
見るべきポイントとしては、下2つが効果的です。 
 
助走の角度
軸足を踏み込む直前の体の向き 
 
軸足でシュート方向を予測するのとは違い、体の向きを見て予測するようにすると、
キックと同時にはセービングに入れるため、
方向を読むスキルを高めれば、飛躍的にストップ率を高まられるでしょう。 
 
具体的にどういった具合に方向を読むのか少し例を出して説明したいと思います。 
 
(例では右利きのキッカーをゴールキーパーGK視点で説明しています。) 
 
例えば、真っすぐ助走を取ったキッカーが、
キック直前に少し体の向きを(GKから見て)左外側に開いた場合、
高確率で左側に蹴り、そのままの向きもしくわ体を(GKから見て)右に傾けたなら、
高確率で右に蹴ることがわかります。 
 
45°ほどの角度(斜め)で助走を取った選手でも同じ要領ですね。 
 
45°ほどの助走で(GKの)右にシュートを打とうと思ったら、
シュート直前、助走の時より少し体の向きが右に傾く(閉じる)ので、
傾け(閉じれ)ば高確率で右、
もしそのままの向きであれば高確率で左とわかります。 
 
こういった具合に、
助走時点での体の向きとキック直前の体の向きの違いを見て、
シュートと同時にセービングに入るのが
基本的なPKの読み方の一例です。 
 
ただし、言葉でいうのは簡単ですが、
実際これを一瞬で判断するのはやはり難しいので、練習が必要なわけです。 
 
ここで1つ注意したい点として、
必ず体の向きで予測できる方向と逆に蹴ってくる、
つまり裏をかいた蹴り方をする選手がいるかと思いますが、
そういったキッカーは現時点では諦めてください。 
 
公式戦でそんな蹴り方をしてくるキッカーを褒めるしかないです。 
 
ただし、その他の選手のシュート方向を予測できるようになるのがとても重要なわけです。 
 

PKのために何を練習すればいいのか? 

 
次に、PKのための練習に関するお話です。 
 
結論から言うと、PKのための練習はPKしかありません。 
 
先ほどお話した体の向きを見て方向を予測するというのを意識しながら、実際にPKを蹴ってもらうというのを繰り返すのが、
最も良いPK練習だと思います。 
 
ただし、練習では緊張感が薄くなりがちですので、
しっかり緊張感をもってやることが最も大切です。 
 
そんなに長時間やるものでもありませんので、
例えば毎回の練習終わりに5本分だけPK戦を行い、
止められたキッカーは100mダッシュ1本といったルールを決めておけば、
緊張感を持って、質高くできるかと思います。 
 

まとめ

いかがだったでしょう? 
 
今回はPKのストップ率を飛躍的に向上させる方法についてお話しました。 
 
シュート方向を予測する際に見るのは下2つ。 
 
助走の角度
軸足を踏み込む直前の体の向き 
 
これを意識して実際にPKの練習をしていくことで、短期間でも1, 2割PKストップ率をあげることができます。 
 
ぜひ、次の練習から取り入れてみてください! 
 
最後に、ゴールキーパーGK目線のPK動画というのがありましたので、
そちらをご紹介して終わりたいと思います。 
 
まずはこの動画を見て、先ほどの助走の向き、体の向きで方向を読むというのを実際にやってみてください。 
 
全部当てるのは難しくても、
少し意識してみるだけでただの勘に比べると当たる確率が上がるのが体感できるかと思います。 
 

 
 
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。

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