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改めて見直すべき!!ゴールキーパーGKに必要な7つの能力とは!?
7つの能力
今一度考えてみましょう。
ゴールキーパーGKにとって、必要な能力とはいったい何でしょうか?
そして、ここで紹介する能力のうち、今の自分に足りないものはどれなのか、
改めて考えることで、日々の練習につなげてみてください。
では、ここで紹介する7つの能力は以下の7つです。
1.身長
仕方ないことですが、身長はやはり高いに越したことはありません。
もちろん、これがすべてではないですが、
高さ2m44cm 横幅7m32cmのゴールを守るのには少なくとも身長は高い方が有利でしょう。
一方はジャンプせずともクロスバーに届くのに、
もう一方はジャンプしてやっと届くという状況では、
やはりその時点でハンデがあります。
ただ、もちろん身長がすべてではありません。
的確な指示や身体能力で、
ゴールキーパーGKとしての総合スキルはいくらでも高めることができます。
それでも、身長は高い方が有利ですので、
まだ成長期が終わっていないのであれば、
1cmでも1mmでも伸ばせるように頑張ってください。
2.動体視力
動体視力とは「動くものを見る能力」です。
ゴールキーパーGKはもちろん、
あらゆるスポーツ選手は目で取り入れた情報を元に動いています。
動体視力が高いということは、
目から正確な情報が入るスピードが高いことを意味しており、
すべてのパフォーマンスに関係しているといえますね。
また、動体視力には「DVA動体視力」と「KVA動体視力」があり、
ゴールキーパーGKにはこの両方が必要です。
簡単に説明すると、
「DVA動体視力」とは縦や横方向に動くものを見る力で、
「KVA動体視力」とは前後方向に動くものを見る力です。
これらの動体視力は普段の練習の中でも磨かれますが、
最近では動体視力を鍛える無料アプリも出ていますので、
試してみるのもありでしょう。
(目を悪くしないよう、アプリは1日10分程度に)
3.反射神経
近距離の1対1はもちろん、
シュート対応やクロス対応、DF裏への飛び出しなど、
ゴールキーパーGKのプレーはほとんどすべてに反射神経が求められます。
動体視力が高い選手は、反射神経も比例して高いのですが、
それは目から情報が入るまでの速度が速いからですね。
ただそれ以外にも、神経系のトレーニングを積むことで、
反射神経は鍛えることができます。
本ブログを運営するOGSのGK練習メニュー配信サービスにも、
そういったものが多数ありますので、
よければそちらを参考に実践してみてください。
4.瞬発力
よく口にする身体能力というのは、
この瞬発力に大きく影響しているといっても過言ではないでしょう。
「高く飛べる。」
「速く走れる。」
そういった最大限の力を発揮する能力が瞬発力です。
そして、ゴールキーパーGKのパフォーマンスの多くが瞬間的なことが多いため、
必然的に瞬発力が必要になってきます。
瞬発力を鍛えるには何より全力でパフォーマンスを発揮する練習を積むことでしょう。
全力でのダッシュや全力でのジャンプなど、
限界を超える気持ちでのトレーニングが瞬発力向上につながります。
5.コーチング能力
「良いゴールキーパーGKはファインセーブをしないゴールキーパーGK」
松永成立
こんな格言がありますが、
これはコーチング能力の重要性を伝えているものでもあるでしょう。
もちろん、ポジショニングや構えをはじめとした準備も重要ですが、
結局自分1人では、絶対に限界があります。
2.44m×7.32mのゴールを守りきるにはには、
やはりコーチングというのは重要になってくるわけですね。
コート全体を見渡せるゴールキーパーGKが、
的確な指示を素早くできれば、守備力は何倍にもなるといっても過言ではありません。
どんなスーパーシュートもどんなピンチも、
あなたのコーチング1つで防げるわけです。
それに、ゴールキーパーの仕事は99%がコーチングといわれるのですから、
コーチング能力が高いだけで、ライバルと大きく差をつけることは間違いないでしょう。
6.コミュニケーション能力
コーチングとは別に、コミュニケーション能力というのもあった方がいいでしょう。
ただし、ここでいうコミュニケーション能力というのは、
練習中や私生活でのチームメイトとのコミュニケーションですね。
やはり密接なコミュニケーションはチームの雰囲気をよくしますし、
自分の考えをしっかり伝えることで、
イメージがしっかり共有されるので、
試合にもいい影響を与えるのは間違いないでしょう。
試合中のコーチングにしたって、
試合外でコミュニケーションをとることで、
何倍にもやりやすくなるでしょうからね。
7.判断能力
単に判断能力といっても幅広い意味がありますね。
DF裏にボールが出た時の判断、
クロスが上がった時の判断、
敵がドリブルで切り込んできたときの判断。
ポジショニングにしたって、
シュート対応前にどういうポジショニングをとっておくべきか判断しているわけです。
全てのポジションに判断能力は必要ですが、
その中でもゴールキーパーGKの判断は失点と大きく関係しています。
大事なのは、「予測」「経験」「自信」ですね。
この3つはすべて練習で手に入るでしょう。
いかに本番を意識して、
1つ1つの練習に試合をイメージできるか?
ここにこだわり、練習を積み重ねることで、判断能力は磨かれるでしょう。
とても一朝一夕で身につくものではありませんから、
日々の練習で常に意識しましょう。
どうでしたか?
もちろんここであげた7つ以外にも、
ゴールキーパーGKにとって必要な能力はあります。
しかし、その中でもここであげた7つは大切なものになりますので、
改めてどの能力が自分に欠如しているのか考えてみて、すぐに対策をしましょう。
それでは、ここまでご覧いただき
ありがとうございました。