お問い合わせ
ゴールキーパーGKに筋トレは必要か?逆効果というのは本当なのか?
果たしてゴールキーパーGKに筋トレは必要なのだろうか?
「筋トレをすると体が重くなるから逆効果だ!」
こんなことを聞いたことがあるかもしれません。
せっかく努力して筋力トレーニングを積み重ねても、
逆に体が重くなってしまい、スピードが落ちることで、
結果的にパフォーマンスが下がってしまうため、筋トレはやるべきではない。
実際に体が重くなることは事実ですし、
これによってパフォーマンスが下がってしまう選手はプロでもたまに見かけますよね。
努力すれば必ず成長できるといった考えでは、
単なる根性論です。
大事なのは、正しい方向に努力を積み重ねること。
そうすることで、最大限の効果を得られるわけです。
では、本当にゴールキーパーGKにとって、筋トレは逆効果なのでしょうか?
筋トレはただ体を重くするだけのものなのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
やり方次第で、筋力トレーニングはパフォーマンスを大きく向上させます。
パフォーマンス向上を考えたときに、
最も重要な考え方は使える筋肉をつけていくことです。
ゴールキーパーGKに必要な瞬発力を向上するための瞬発的に使える筋肉を
つけていく必要があります。
ただし、瞬発的に使える筋肉というのは、
ただ筋トレをやるだけではつきません。
大事なのは神経系の発達も両立させることですね。
ゴールキーパーGKにとっては大きい筋肉は別に必要ではありません。
とにかく速く、瞬発的に動かせる筋肉を付けたいわけです。
「筋トレ+神経系トレーニング」の両方を行うことで、
瞬発的に使える筋肉を効率よくつけていけるわけです。
ただ、筋トレをするだけでは見た目だけで瞬発的に使えない
効率の悪い筋肉になってしまうところを、
神経系トレーニングを加えることで、
瞬発的に使えるようにしていくわけです。
では具体的にはどのようにやるのか?
ここまでで、「具体的にどうやるの?」と疑問を感じたかもしれませんね。
神経系トレーニングといっても、そんなに難しくはありません。
ここで言う神経系トレーニングというのは、
筋トレ後の疲労した筋肉の神経系を刺激することで、
より速く動く筋肉にするためのトレーニングです。
1つ例を出すと、スクワットを10回やった後に、
50mダッシュを3本やるといった感じですね。
スクワットで疲労したもも裏の筋肉を使って、50mダッシュを行うことで、
筋肉の神経系を刺激し、筋肉がより速く動くようになるわけです。
ポイントは、筋トレ後の神経系トレーニングは100%の速度で行うことですね。
ここで手を抜いたら、せっかくの筋トレの意味はほとんどなくなってしまいます。
「筋トレ後の疲労した筋肉を使って、100%の力で神経系トレーニングを行う。」
かなりきついことですが、
ここまでしてようやくパフォーマンスを大きく向上させる筋肉がつくわけです。
神経系トレーニングはジャンプや実際のプレーでも構いません。
大事なのは筋トレで使った筋肉を100%の速度で動かすことです。
是非、意識して実践してみてください。
それでは、ここまでご覧いただき
ありがとうございました。